クリーンアース工法
クリーンアース工法とは、土の粘性を低下させる「専用分散剤(MO-70A)」と攪拌機の効率を向上させる「特殊専用設備(インバーター)」を併用することにより、品質を維持・向上させたまま発生残土量と排出CO2量の大幅な削減を実現した工法です。
特徴
- 粘性土の高い土質において、従来工法では施工対象土量あたり約80%の固化材(セメント+ベントナイト)を必要としていました。専用分散剤(MO-70A)を添加することで、専用分散剤(MO-70A)が粘性土の表面に吸着して土の分散効果を高め、施工対象土量あたり40-70%の固化液で同等の流動性を得ることができます。
- 専用分散剤(MO-70A)の使用により、発生残土を10-40%低減する事ができます。また、分散効果により未撹拌の土塊が低減し、均質な壁体を構築することができます。
- 専用に開発したインバーターは、オーガーモーター負荷が必要とする電力に見合った必要最小限の電力を供給することができます。電力の損失を抑えた省エネルギー運転が可能となり、使用燃料・排出CO2量の低減ができます。
- 施工条件によっては、インバーターに内蔵されたAC/DCリアクトルの効果により、使用発電機のサイズダウンができます。